廃厩旦亀
 韓国鉄道


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とうとう運転終了・・・
1974年の地下鉄1号線開業以来、ず〜〜〜っとソウル市民の足としてがんばってきました。ありがとう。そしてお疲れさま・・・

鉄道庁1000系電車初期型

2003年1月3日 開峰(ケボン)駅ホームから


<はじめに>

鉄道旅行は、昔からの私の趣味の1つです。中でも最近、お隣の国、韓国の国鉄乗り歩きにハマっております。「どうして韓国なの?」そう思われる方も多いでしょう。私も以前は海外の鉄道にはあまり関心がありませんでした。しかし、ある日、旅行で初めて韓国の国鉄を利用したのですが、妙に懐かしさと親近感を感じたのです。失礼な言い方をすれば、「韓国の鉄道は日本の鉄道と比べ、かなり遅れているな。」と感じます。長距離の移動は高速バスの路線網が充実しており、便数も鉄道に比べてかなり多く、単なる移動手段として見れば、バスの方が断然便利な状況です。しかし!鉄道には何とも言えない風情があるのです。旧型客車、硬券乗車券、食堂車、車内販売・・・
車窓から見える田舎の風景なんて、日本のそれそっくりで、「ここがほんまに外国か?」と錯覚してしまうほどです。
現在、韓国国鉄の列車種別は3種類あります。日本のように各路線ごとに列車に愛称があるわけではなく、全国的に「セマウル号」「ムグンファ号」「統一(トンイル)号」の3種類しかありません。日本で言えば、前から特急、急行、普通に当たりましょうか。その中でも、とりわけ旧型客車使用の鈍行トンイル号が私の大のお気に入りです。造りは日本の旧客そっくりで、最後尾の貫通ドアや乗降ドアを開放したまま走行するデッキで過ごす時間は、本当に懐かしいです。硬いジョイント音、うるさいブレーキシューの音、やわらかい白熱電球の光、懐かしい声の車内放送、遠くに小さくなってゆく踏切手が振る赤色灯・・・
日本でもかつてはこんな列車が各地に走っていたんですけどね。韓国に行けばあの懐かしい、山陰、福知山線の旧型客車の長距離鈍行の味を再び味わうことが出来ます!!
しかし、現在建設中の高速鉄道(新幹線)が2004年に開業すれば、全国的にダイヤの大改正が行われる事が予想され、現在の列車運行形態も大幅に変わってしまう事でしょう。旧型客車のトンイル号も最近激減しており、お早目のご乗車をお勧め致します。
民営化案や賃上げなどで大きく揺れており、今、韓国の国鉄は転換期に入ったと言えます。日本の国鉄末期にそっくりな状況です。
汽車旅が大好きな方々には、今の形態がなくなってしまう前に、是非1度懐かしい韓国鉄道の旅を味わって頂きたいものです。
(写真は韓国国鉄最北端駅 新炭里駅車止め 2002/1/2)

それでは、今までの旅行記をご覧下さいませ!