過去の旅行記

2001年8月12日〜16日訪韓
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  2001年8月12日〜16日訪韓

中央線トンイル号1221列車乗車   

8月13日、私は韓国国鉄の鈍行最長ランナー、中央線トンイル号1221列車に乗車しました。
ソウルには、ソウル駅と清涼里(チョンニャンニ)駅がありまして、ソウル駅は日本で言えば、東京駅や大阪駅に相当し、清涼里駅は上野駅や天王寺駅に相当します。
この1221列車ですが、清涼里駅を朝6:50に出発し、18:34に釜山近郊にある釜田駅に到着するという何とものんびりとした普通列車なのです。今回は途中の堤川(チェチョン)駅までの乗車となりました。ちなみに、12時間乗車しても運賃は1000円までです。
1221列車と対の列車で、反対に釜田から清涼里に向かうのが、1222列車ですが、この列車には行商のおばちゃんなども乗ってきて雰囲気タップリです。

トンイル型客車です。写真の車両はムグンファ号から格下げされてきたタイプかと思われます。走行中もこのドアーは開けっ放しであったりします。^^; 旧型客車ですが、冷暖房が完備されており、客室は快適です。
途中、車内販売もまわってきますが、確実ではないので、駅前のコンビニで食料は予め準備する事をおすすめします。
早起きして駅に来た為、非常に眠たかったです。(笑)
1221列車は雨の清涼里駅を定刻に静かに出発しました。

2001/8/13 清涼里駅にて



車内の様子  シートはゆったりしています。



堤川駅に到着し、ここで次の忠北線トンイル号に乗車すべく、約3時間の乗り継ぎ待ちとなりました。
雨も降っており、観光も出来ないので、駅近くのPC房(ピーシーバン)でインターネットをしながら時間つぶししました。韓国では街中の至る所にこのPC房というパソコンを貸してくれるお店があり、料金は1時間1000ウォン(100円)位です。おしゃれなカフェ風のお店からガキンチョのたまり場のようなゲーセン風のお店までいろいろです。
PC房でうっかり長居してしまい、気が付けば次の列車の時間が迫っていました。駅前の食堂でおばちゃんを急かせて冷麺を作ってもらい、それを急いですすって駅にもどったのでした。
                           2001/8/13 堤川駅前広場



忠北線トンイル号1144列車乗車  

急いで駅に戻ると、既に鳥致院(チョチウォン)行き1144列車はディーゼル機関車に牽引されてホームに入線していました。
雨上がりの静かな駅に、機関車のエンジンのアイドリング音が響きます。
改札を通って地下通路への階段を下り、息を切らせながらホームへの階段を駆け上がると、列車は発車間際でした。
私が飛び乗ると同時に、駅員の「チュルバル!(出発)」の点呼に送られ1144列車はエンジン音高らかに堤川駅を出発しました。
「ふぅ〜危なかった。」危うく乗り遅れるところでした。さっき慌てて食べた冷麺がお腹に重たいです。

2001/8/13 1144列車 堤川駅にて



1144列車を終点、鳥致院まで牽引する7500型ディーゼル機関車です。韓国国鉄のディーゼル機関車は電気式でして、アメリカンなスタイルの大型機関車は大変迫力があります。
このデッキに立っていると、エンジンの音、レールのジョイントを踏む音がモロに聞こえ、マニアックな私にとっては一等席です。(^。^)
鈍行ですが、この機関車かなりの力持ちでして、グングンスピードが乗ってきます。左写真の貫通扉も左右の乗降扉も開けっ放しにしてビデオを回していたのですが、外に振り落とされそうで、ちょっと怖かったです。
なんだか、体がブレーキ臭くなってしまいました。(笑)

2001/8/13 トンイル号1144列車デッキにて



忠北線は、のどかな田舎の風景が続きます。中央線の1221列車では、車内販売のワゴンが回って来たのですが、この列車では全然来ませんでした。
急いで駅まで戻った為、飲み物を買うのを忘れてしまいました。終点までは我慢です途中、車窓から、建設中の高速鉄道(韓国版新幹線)の高架橋を見ることが出来ました。その現場を眺めながら「あれが開通する頃には、もうトンイル号もなくなってるんだろうなぁ。」なんて考えてしまいました。







終点、鳥致院駅到着!
堤川ではぐずついていた天気も、すっかり回復し、非常に暑い昼になっていました。
私はいつも駅で機関車の機回しをマジマジと見てしまうのですが、この日も連結、開放作業にかぶり付いてしまいました。
韓国ではこういった(鉄道)趣味はなかなか理解してもらえないようで、いつも職員の方を含めて皆さんが物珍しそうに私を見ます。

2001/8/13 鳥致院駅にて








鳥致院駅の駅舎です。この鳥致院駅はソウルと釜山を結ぶ京釜線の途中駅であり、忠北線への分岐駅でもあります。

この後、ソウルまでムグンファ号470列車で帰り、この日の1日乗り歩きの旅を終えました。

韓国の国鉄では、乗車券は1列車に対して1枚が原則であり、今回のように列車を乗り換える際には、面倒臭いのですが、一旦改札を出なくてはなりません。出発時刻になるまで、改札口は閉鎖されており、勝手にホームに行くことは出来ません。但し、首都圏の地下鉄線及び電鉄線は自動改札機が設置されており日本と同じです。

2001/8/13 鳥致院駅にて